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ペコリーノ・ロマーノDOP保護協会について
1951年、ペコリーノ・ロマーノチーズは、その長い伝統と品質により、ストレーザで調印された国際条約の附属書Aに登録されました。
ペコリーノ・ロマーノチーズ保護協会は、1979年にラツィオ州とサルデーニャ州の事業者グループによって設立され、1981年には農業省からペコリーノ・ロマーノの生産と取引を監督する任務を委託されました。
1996年、ペコリーノ・ロマーノはヨーロッパレベルで原産地呼称保護（DOP）を受け、その日以来、同協会はペコリーノ・ロマーノの生産と取引の保護・監督活動を行うことを可能にするDOPの共同体商標を保有しています。
2002年4月28日以降、同協会は農林政策省からDOPを保護するという新たな任務を受けています。
同協会の目的には、ペコリーノ・ロマーノの生産と販売の保護と監督、イタリア国内外での呼称の保護、製品の消費量の増加と品質向上に加え、地域や国、共同体の団体や機関とも協力し、すべての市場での同製品に関する知識の普及に役立つあらゆる取り組みが含まれます。
さらに、農林政策省の認可を受けた監督機関の活動を通じて、生産と取引を保護します。同省によって認可された第三者機関が、ペコリーノ・ロマーノDOPの生産チェーン全体を管理・認証し、不適切な使用、詐欺、偽造、不正競争を回避するために、生産プロセスの最後に、生産規則への準拠を証明する適合証明書を発行します。
あらゆる形のペコリーノ・ロマーノDOPには、ブランド（ひし形の中に様式化された羊の頭）、「Pecorino Romano」という名称、個々の生産者を特定できる記号、チーズの製造年（文字：A – B – C – Dで表示）、製造月（0から9までの数字で表示）が側面の外皮に刻印されています。
ペコリーノ・ロマーノDOPチーズ保護協会は、生産量の約95%を担っているサルデーニャ州マコメールに拠点を置いています。
