プロジェクト

「驚異」

幅広い用途に使え、紛れもない風味と2,000年以上の歴史を持つペコリーノ・ロマーノは、国内外の市場で最も人気のあるDOPチーズの1つです。
ペコリーノ・ロマーノDOPチーズ保護協会が推進し、EU規則1144/2014に基づき欧州連合の資金提供を受けているこの「驚異」プロジェクトは、日本におけるヨーロッパの農産物に関する情報普及とプロモーション活動を継続するものです。その対象となる製品はペコリーノ・ロマーノDOPであり、2020年に開始された本プロジェクト第1弾は、2023年成功裏に完結しています。

今回新たに更新された「驚異」プロジェクトは、2024年2月1日に開始され、2027年1月31日に終了します。.

日本におけるペコリーノ・ロマーノDOPのプロモーションと情報提供を目的としたこの「驚異」プロジェクトの基盤となるコミュニケーション計画は、市場における発展と当該部門で最も収益性の高い分野における適切な位置づけを視野に入れ、高品質のヨーロッパ製品をますます広範に普及させることを主な目的としています。

日本市場で普及している類似のチーズと比較して、ペコリーノ・ロマーノDOPについてより深く知っていただくためには、ペコリーノ・ロマーノDOPを五感を使って体験し、料理への活用方法に関する知識を獲得していただく際に、この製品の生物学・栄養学的特徴もお伝えし、情報をサポートすることが特に重要です。
ペコリーノ・ロマーノDOPは近年、日本のレストラン経営者の間で大きな関心を集めています。したがって、消費拡大の局面においてこそ、この製品の製造方法や起源、特別である理由を日本の皆様に説明する食育が必要となります。

東京のFOODEXなど、食品に特化した最近の見本市から得られたデータによれば、この製品は日本市場において身近な乳製品になりつつあります。 「ペコリーノ・ロマーノはますます多くの日本の皆様に受け入れられています」

驚異プロジェクトでは主に、対象市場における以下のような差別化要因に注力することを目指しています。
• コミュニティでの認識
• ペコリーノ・ロマーノDOPなど卓越した製品が持つ付加価値
プロモーション戦略には、一連のツール、アクティビティ、サービスを統合したマルチチャネルおよびマルチレベルのアプローチが含まれており、同様のアピール力で、市場から消費者まで幅広く多様なターゲットに到達し、対象の市場で最大限の可視性、知識、活用方法を提供します。

ペコリーノ・ロマーノDOPは、皆で食卓を囲む昼食や夕食のひとときに幸福感や深い味わいをもたらすのみならず、日々の生活のこうした場面を魔法のように特別で貴重なものにできる、農産食品分野における真に卓越した製品です。

したがって、課題は好奇心を呼び起こすことです。技術的な情報に関して論じるだけでは十分ではありません。自らのことを知ってもらい、評価してもらうためには、情熱が必要なのです。

活動内容

このプロジェクトの活動は、従来のコミュニケーションツール(マスメディア広告以外の活動)から、最新の手段であるデジタルマーケティングを通じて活性化される参加型コミュニケーションまで、多岐にわたります。その中で顧客は、企業がニーズを予測する方法を知っているだけでなく、ペコリーノ・ロマーノDOPと、このチーズが持つさまざまな感情・歴史・文化的側面を、実際に五感を使って体験する中で実感できるようにするためのフィールド活動の実施に至るまで、ブランドが彼らの信念と価値観に沿っていることを期待しています。